こんばんは、兵頭です。
美容って何を売ってるんでしょう。
僕の今までの経験から言わせていただきますと…
時間
なんですよね。
技術でもスタイルでもなく。
スタイリストの時間。
時間を買ってもらってる。
入江と言うスタイリスト
知念と言うスタイリスト
伊藤…小田井…川端…
それぞれの施術時間をご提供している。
って僕は思ってるんです。
その限られた時間内でどれだけカッコいいスタイル作るか。
どれだけお客様とコミュニケーションとるか。
どれだけ満足させるか。
それがスタイリストそれぞれのLevelと言いますか強さですよね。
でもこれは限られた時間以内の話です。
美容師…少しでも集中力が途切れると規定時間を超えます。
超えてどうなるかって言いますと何も変わらないかダメなスタイルになるかです。
変わらないか…
ダメになるか…
お客様は担当美容師さんのカットタイム計ってみて下さい。
アシスタントのみんなも先輩のカットタイム計ってみて下さい。
タイムと出来たスタイル。
いつもより時間がかかった=いいスタイルではないですよ。
迷いがあったり集中力が切れてるからいつもより時間がかかってるんです。
いつもより確り切りたいから時間がよりかかってるってのは殆どございません。
せいぜい5分の違いです。
時間をかけたくなるもの分かります。
でも近年。
海外の美容業界はだんだん社会的地位と言いますか…美容業が上がって来てる中。
日本の美容業界の上がり方って…
残酷です。
これって時間をかけてじっくりが美学の『煮込み文化』がつくってしまった汚点ではないかと…
まぁ、話は長くなりましたが…
時間をかけたから何時もよりプラスいくらではなくて。
いつもと同じ時間だけどその時間の濃度が濃くなったからプラスいくらでありたいですね。
そんな事ばかり考えてる36の夜です。